超初心者のためのイラストレーター講座:描画ツール

図形を描く前に

図形には「塗り」や「線」があります。描く前に「塗り」や「線」の色を確認しておきましょう。
図形を描く前に

 

塗りと線の色を変更するには、いろいろな方法があります。
詳しくは、別章で書きますので、ここでは線と塗りがどうなっているのかだけ確認しておきます。

 

描画ツール

長方形ツールを長押しすると、さまざまな図形を描くためのツールが用意されています。
描画ツール

 

始点をクリックし、終点までをドラッグして描きます。縦横のサイズが同じ図形にしたい場合は、「Shift」を押しながらドラッグします。

 

 

長方形ツール(M)と角丸長方形ツール


ツールから長方形ツールを選び、マウスを斜めにドラッグすることで描くことができます。



「Shift」を押しながらドラッグすると、正方形を描くことができます。



「option(またはAlt)」を押しながらドラッグすると、中心から外側に向けて長方形を描くことができます。



「option(またはAlt)」と「Shift」を押しながらドラッグすると、中心から外側に向けて正方形を描くことができます。


※「表示」→「スマートガイド」にチェックが入っている場合、ドラッグする際の右下に現在の図形のサイズが表示されます。

長方形ツールを持った状態で、アートボード内をクリックすると、長方形オプションが開きます。数値を入力して四角形を描くことができます。

描いたものを変形させるには?


「ウィンドウ」→「変形」で変形パネルを開きます。

W:幅
H:高さ
X:横の位置
Y:縦の位置



※リンクについて
鎖のアイコンが繋がっている時は、繋がっているものが比例して変動します。鎖のアイコンが切れている場合は、個別に指定できます。

 

角の形状変える

CC2014から描いた長方形や角丸長方形の角の形状を、あとから変更することができます。変更を行うには、長方形または角丸長方形を描いたあと、選択ツールに持ち替え選択します。

角丸にするにはコーナーウィジェットをドラッグします。

それ以外の形状は「option(またはAlt)」を押しながらクリックすることで、順番に変形していきます。

ライブシェイプについて
変形パネルの属性でサイズや、角の形状などを変えられるオブジェクトを「ライブシェイプ」と呼びます。ダイレクト選択ツールでアンカーポイントを操作すると通常のオブジェクトになり、変形パネルで角の形状の変更ができなくなります。

 

 

楕円形ツール(L)

描き方は長方形ツール、角丸長方形ツールと同じです。
ツールを持った状態でアートボードをクリックすると、楕円形ツールオプションのダイアログボックスが開きます。幅・高さを数値で指定し描くこともできます。

 

形状を変える

円形もライブシェイプ機能を使って変形することができます。

楕円形を描き、選択ツールで選択するとバウンディングボックスの外側にハンドルが表示されます。このハンドルをドラッグすると扇型に変形することができます。

さらに変形パネルで扇型の角度を変形したり、塗りの部分を逆にすることもできます。

 

 

多角形ツール(L)

描き方は長方形ツール、角丸長方形ツールと同じです。

初期状態では、六角形になります。描きながら辺の数を変更する場合は、マウスを斜めにドラッグしたままの状態で方向キーの上または、下を押すと辺の数がその場で変わります。
さらにマウスから手を離す前に「shift」キーを押すと底辺を水平に合わせることができます。

また、変形パネルでも辺の数の増減が可能です。
辺の長さが違う多角形を描いた場合、変形パネルには「辺の長さを等しくする」ボタンも現れます。この「辺の長さを等しくする」ボタンは正多角形の場合は出てきません。

形状を変える

多角形ツールのライブシェイプでは角の形状を角丸にすることができます。

 

 

スターツール

描き方は長方形ツール、角丸長方形ツールと同じです。
初期状態では、五角形になります。多角形ツールと同じように描きながら角の数を変更する場合は、マウスを斜めにドラッグしたままの状態で方向キーの上または、下を押すと辺の数がその場で変わります。

辺と角の長さを変える

「Shift」キーを押しながらドラッグすると、左右対称になり頂点が垂直になります。


「option」キーを押しながら、マウスを離さないままの状態で「option」キーを押すと辺が直線になります。


ドラッグして任意の大きさになったら、そのままマウスを離さず「command(またはctrl)」キーを押し、外側へドラッグすると内側の角の位置はそのままに、角が伸びます。


ドラッグして任意の大きさになったら、そのままマウスを離さず「command(またはctrl)」キーを押し、内側へドラッグすると内側の角の位置はそのままに、角が縮みます。

描画の記憶について
Illustratorは描画した形状を覚えています。角が長い星型を作成したら次回、スターツールを使う時は角の長い星型になります。これはIllustratorを再起動するまで記憶しています。

 

前回はこちら
超初心者のためのイラストレーター講座:基本操作

 

出張講師もご相談ください

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超初心者のためのイラストレーター講座:基本操作

選択ツールとダイレクト選択ツール

図形や文字を移動する、図形を変形させるなどアートボード城にあるオブジェクトに変化を加える際には、どのオブジェクトに対してその操作を行うのか選択して置く必要があります。

オブジェクトの選択には「選択ツール(V)」を使います。また、アンカーポイントの変形には「ダイレクト選択ツール(A)」を使います。よく使用するのは「選択ツール」です。「ダイレクト選択ツール」は、図形の一部を変形させたい時などに使います。

選択ツール

イラストレータ 選択ツール
オブジェクトを選択する時に使用します。移動や、回転、拡大・縮小などができます。

ダイレクト選択ツール


アンカーポイントを選択して図形の変形を行う際に使用します。

 

 

アンカーポイント

体験レッスンで「ペンツール」を使った際に、クリックしていった1つ1つがアンカーポイントです。
アンカーポイントは、ワイヤーを固定するピンのような役割をしており、移動したり削除したりすることで図形を変形させることができます。
アンカーポイント

バウンディングボックス

※(「表示」→「バウンディングボックスを~」)
バウンディングボックスは、図形を描いたあと選択ツールで選択した際に表示されます。表示されている状態の時は、図形の拡大・縮小や簡易的に変更を行うことができるライブシェイプ機能が使えますが、「バウンディングボックスを隠す」にチェックを入れると、それらが使えなくなり選択のみしか使えなくなります。
便利な機能ですので、バウンディングボックスは表示させるようにしておきます。
バウンディングボックス

超初心者のためのイラストレーター講座:初期画面

超初心者のためのイラストレータ講座:初期画面

Adobeのイラストレーターを触ったことがないけど、触ってみたい。絵が描けるように、デザインができるようになりたいけど、画面が難しくて何をどうしたらいいのかわからない、という方のためのイラストレーター講座です。

本を買ったけれど挫折してしまった方も大丈夫。
まずは基本のみをやっていって、操作になれるところからはじめてみましょう。
※本講座ではIllustratorCC2017で画面説明しています。

初期画面

イラストレーターを開いたら、上部の「ファイル」→「新規」で開きます。開いたら上記のような画面がでます。怖くないですよ。

新規ファイルを開くときに、どんなファイルにする?と聞かれている画面になります。
インターネット・PCなどで使う場合は、「Web」のタブを。印刷で使いたい場合は「印刷」タブをクリックします。

インターネットで使いたい場合とは、ブログで使いたい、ホームページで使いたい、メールに使いたい場合などになり、印刷とはチラシや、名刺、パンフレットなど何らかの印刷物に使いたい場合や、印刷会社にお渡しして印刷してもらう場合は「印刷」のタブを選択します。

空のドキュメントプリセット

プリセットとは、あらかじめ用意された大きさのもの、ということになりますので、「空のドキュメントプリセット」とは「おおよそ使いやすそうなサイズの空(新規)ファイル用意しといたよ、ということ。
Webの場合、1280×1024pxが一番ノーマルの大きさになり、印刷の場合はA4が標準の大きさになります。
※Webの場合といっても、ホームページのデザインの場合であってそれ以外は標準的な大きさ、ということではありません。

プリセットの詳細

プリセットの詳細の下の「名称未設定○」になっている箇所をクリックすると、名前を変更することができます。

方向

Webの場合はあまり気にしなくていいですが、印刷の場合は縦か、横か先に決めて置く必要があります。クリックで切り替えができます。

カラーモード

「印刷」と「Web」の大きな違いはカラーモードですカラーモードは作成したあとでも「ファイル」→「ドキュメントのカラーモード」から確認できます。

「印刷」にはCMYK、「Web」にはRGBが使用されます。
CMYKはシアン、マゼンタ、イエロー、キープレート(≒黒、墨) の4つによって色を表しており、頭文字1字を取ったものです。
RGBは、レッド、グリーン、ブルーの3つによって色を表しています。

CMYKとRGBでは色の再現できる領域が違うため、「印刷」するものをRGBで作成しても出来上がりがまったく違う色になりますので気をつけましょう。

※ただし、「印刷」を選んだ時点で自動的にカラーモードは「CMYK」になり、Webの場合は「RGB」が選択されるようになっています。

ファイルを開いてしまっていたら?

「ファイル」→「ドキュメントのカラーモード」、もしくは「表示」→「色の校正」で確認することができます。
変更する場合は「ファイル」→「ドキュメントのカラーモード」から変更できます。

裁ち落としとは

裁ち落としを設定していると、アートボードの外側に赤いラインが表示されます。裁ち落としラインとは、印刷物を作成する際に紙の端まで色を塗ったり、画像を配置する場合に必要になります。余白を設け、はみ出した状態で配置し、このはみ出し部分を裁断することによって紙いっぱいのレイアウトになります。この余白のはみ出し部分が裁ち落としラインです。通常は3mmで作成されます。

イラストレータの赤い線を消す方法でもちょっと紹介しています。

続きはこちら>> 超初心者のためのイラストレーター講座:各部名称